インタビュー・シリーズ
ーinterviewー

企画の趣旨

大阪大学・神戸大学 名誉教授 会長 岩田 一明

大阪大学・神戸大学 名誉教授

会長 岩田 一明

衆知のように、企業は絶え間ない厳しい競争の中で生き残ること、言い換えれば競争力の有無が常に問われます。生存の審判団は、最終的には提供する価値を認め、対価を支払ってくださる顧客です。
 企業の競争力の最終的な意思決定者は経営者であり、その采配によって企業の命運が分かれます。経営環境が右肩上がりで、事業規模が拡大し続けている時代が去り、人口減少、国内経済規模が縮小傾向をたどり始めた現在では、経営者のかじ取りに課せられた重責は想像を超えるものがありましょう。
 「国内の縮小あるいは縮みの時代」において、経営者はどのように思考し、計画し、行動して企業を誘導していけばよいのでしょうか。思想・哲学と実践の技術の問題です。この問いかけへの正解はなく、経営者一人ひとりの回答は千差万別に違いありません。しかし、先達的経営者が何を考え、何に苦しみ、何に喜びを感じているかなど、「心の琴線」に触れることは後継者にとって価値ある参考になるに違いないでしょう。また、経営者が語る本音を知ることは従業員をはじめ、関係のステークホルダーの方々にある種の触発を誘起する可能性もありましょう。
 このような思いから、新鋭経営会の経営者の方々と会長とのインタビュー・シリーズを企画いたしました。

インタビュー

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